
私は職人にとって、大切なことは三つあると思っています。
①早く ②綺麗に ③粋 です。
私の親父も大工でした。もう亡くなりましたけど、昔から親父の背中を見て育ちました。親父は足が悪く、障害者でしたが、家族の為に身を粉にして、働いてくれていました。しかし、決して裕福とは言えませんでしたが、親父は私の誇りですし、大工職人たるものの姿を身をもって教えて頂きました。
早く、とはお客様の為はもちろんですが、大工は、早く仕上げないと儲けなど皆無に近い給料なのです。ですから、家族を養うためには早さは不可欠です。
綺麗に、とは勿論お客様の為であり、人様に恥じる仕事をしたくないという職人のプライドです。
粋、とはお客様の見えない所にどれだけの思いやりや、お客様の期待のお気持ちをくみ取り詰め込めるか、その粋な仕事こそが家造りには本当に大事です。その仕事が家を快適に、長持ちさせてくれます。
私は弟子の時代からこの三つの事を追い求めて来ました。私の中の三種の神器とも言える私の芯念はこれからも追い求めていく所存です。私事ですみません。。。






